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2015年7月 4日 (土)

2015年7月8日提出を

第189通常国会は戦後最長の95日間延長となった。 そして公認心理師法案は7月4日現在の情報であるが、7月8日水曜日に提出とのことである。

 これは精神科医でもあり、維新の党に所属する衆議院議員かわの正美議員の7月1日付twitter情報である。

 そのtweetを一部引用すると かわの正美 ‏@mkawano2416  Jul 1 (前略)「公認心理師」は8日水曜に提出予定。(後略) と同議員は記している。

 かわの議員がtweetした翌日に精神科七者懇談会は「 公認心理師法案の無修正成立についての声明」を発表した。


 平成27年7月2日 公認心理師法案の無修正成立について声明 精神科七者懇談会


 同声明では「私どもは、第186回国会において上程された法案が、現在開会中の第189回国会に再上程され、無修正で早期に成立されることを強く要望いたします。」ということがその中心である。

 また、心理側の臨床心理職国家資格推進連絡協議会(推進連)、医療心理師国家資格制度推進協議会(推進協)及び日本心理学諸学会連合(日心連)で構成される三団体が2015年4月19日に出した「『公認心理師法案』再提出のお願い」においても「三団体に加盟する私どもとしましても、来年1月からの通常国会に6月に提出されました『公認心理師法案』が再提出されますことを強く要望いたします。」という文書を出し、それに基づいて国会議員に陳情をしてきた。

 つまり、7月2日付精神科七者懇談会の「公認心理師法案の無修正成立について声明」という文書は三団体の4月19日付「『公認心理師法案』再提出のお願い」と軌を同じくするものであり、今国会で公認心理師法案を成立させようという心理職団体と医師団体が同一歩調であるということが再度確認された文書であることに注意する必要がある。


 くどいようであるが、この7月2日の七者懇の文書は公認心理師法案に反対をするものではなく、速やかなる成立を要請しているものであると理解するのがよいのではないかと筆者は考えている。

 2資格1法案より10年、心理側各団体は公認心理師法案で進めていくことを機関決定し、日本臨床心理士会でも代議員選挙、理事選挙共に2/3を公認心理師法案で推進するという意見を持った者が選出されているとのことである。


 これは十分に議論が尽くされ、公認心理師法案を成立させるということでコンセンサスが構成員の中で得られた結果であると筆者には思われる。

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コメント

  最新情報、ありがとうございます。最近のかわの正美衆議院議員の動き、注目していました。国会は延長になったのに、ずっと文部科学委員会は開かれないし、情報も全く入手できずに、心配していましたが、やっと動き出しそうですね。「精神科七者懇談会」の声明の情報もうれしかったです。
 私は、学校現場で、民間資格に基づいて発達障がいの子どもたちへの支援に当たっています。関係団体等が長年積み上げてこられた「公認心理師法案」が無修正で成立し、地方に住んでいる、支援を受ける環境が乏しい子どもたちが、小さい頃から学齢期、大人へと支援が継続していくような体制づくりが整っていくことを願っています。
発達障がいが考えられるような子どもたちが、適切な支援が受けられないまま、二次障がいが発生していると考えられ、そして家族で苦しまれているような厳しい現実を目の当たりにして、心理士の国家資格化は欠かせませんし、私たちのような立場の者にも、厳しい基準の基に国家資格受検の機会が与えられるとうれしい限りです。

コメントありがとうございます。
延長国会は各委員会が動き始めるまで時間がかかるようです。

また、国民のメンタルヘルス(含む発達障がい)への適切な支援のためには資格化が喫急の課題であり、それをなんとか今国会で成し遂げたいものですね。

また、公認心理師では是非、発達障がいがある方へ幼児~青年期・成人期まで途切れることのない一貫した支援がおこなえるカリキュラムも含ませ、さらには発達系に特化した上位資格が整備されていくことを期待しております。

はじめまして。

子どもたちにだけ目が向いてしまいがちですが,高齢者まで視野に入れた資格になって欲しいと願っています。

一部で学部卒か大学院修了かということが問題にされています。
4年では短いというならば,なぜ学部6年生という主張をされる方が少ないのか理解に苦しむところです。どちらがよいか難しいところですが,学部卒を否定される方の多くは修士課程修了を主張されていているような気がします。

コメントありがとうございます。

公認心理師はご指摘のように特定の年齢・対象・技法に偏らないものになっていくことが必要ではないかと管理人も考えております。

特に高齢者については認知症の早期発見や認知症の方のケア(リハビリ)など心理職がやれることが多くあるのではないかと思っております。

また、4年制か6年制か修士課程までですが、心理学科では他のコメディカル学科と違い、一学年数十人のうちで心理職に就く人(院進学)が数人で大半が大学を出て企業等に就職をするという現状から6年制を最初から打ち出しにくいのではないかと思われます。

そして、4年時に院試を受けて学びたい大学院に移れる制度も良いのではないかと考えております。

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